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家の価値を調べる方法とは?計算方法や資産価値が高い家の特徴を詳しく解説!

この記事で解決できるお悩み
  • 家の価値を調べる方法が知りたい
  • 家の価値は何で決まるのか知りたい
  • 資産価値の高い家の特徴が知りたい

新居への引越しや相続税の支払いなど、家を売却する理由は人によってさまざまだ。しかし、家を売るすべての人に共通しているのが、「まず家の価値を調べることが大切」である。

そこで本記事では、家の価値を決める要素や、家の価値を調べるときに使用する指標、調べ方などを解説する。

家の価値を効率よく知る方法も紹介するので、家の売却を検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。

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※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

目次

家の価値は何で決まる?資産価値が高い家とは

家の価値は、さまざまな要素によって決められている。また、同じ立地にある家でもその他の要素によって資産価値は異なる。まずは、家の価値を決めている要素を整理していこう。

家の価値を決める主な要素

家の価値を決める主な要素は、以下のとおりだ。

家の価値を決める要素詳細
立地条件家が立っているエリアのこと。
駅から徒歩圏内にある、小学校が近い、人気のスーパーやドラッグストアがあるなど、さまざまな立地条件がある。
物件の種類立地条件などが同じでも、一戸建てかマンションかによって家の価値は大きく変わる。
近年ではマンションが人気のため、価格が高騰している。
床面積・間取り床面積の広さや間取りによっても資産価値が異なる。
間取りは一般的なもので、レイアウトしやすいものが好まれる。
築年数築年数は浅いほど資産価値が高い。
ただし、実際に需要のある中古物件は、新築物件と競合しない築6〜10年の家である。
建物の状態同じ築年数の家でも、建物によって劣化の進み具合が異なる。
築年数に対して劣化の進みが少ない方が価値は高い。
治安の良さ周辺地域の治安の良さは、特にファミリー層が重視している要素だ。
治安が良い地域はそれだけで資産価値が高くなる。
市場の変化不動産売買市場のトレンドや、社会情勢などによっても不動産の価値が異なる。
インフレ時は不動産の価値が高くなりやすい。
法的要素建築規制など法的要素の厳格化や緩和などによっても、不動産の価値が変動する。
周辺の不動産相場周辺地域にある似たような家の不動産相場によって、自分の家の価値が決まることもある。

これらの要素が複合的に絡み合うことで、家の価値が決まっている。

資産価値の高い家の特徴

資産価値の高い家の特徴とは、「供給の少ないエリアにおける良質物件」だ。

供給の少ないエリアの物件は希少価値が高く、築年数が長くても価値が落ちにくい。これが良質物件なら、購入時よりも資産価値が上がることもある。

ちなみに、「供給の少ないエリア」とは基本的に都心部を指している。都心部にあり、なおかつ手入れが行き届いている家の場合は、資産価値が非常に高いと言える。

ただし、これだけが資産価値の高い家ではない。前述した家の価値を決める主な要素を総合的に満たしていれば、エリアに関係なく資産価値の高い家は存在する。

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家の価値を調べる時に使用する指標

家の価値を決める主な要素はいくつもあるが、これらの要素から正しい家の価値を判断するのは難しい。

そのため、家の価値を調べるにあたっては、以下に挙げる指標を使用する必要がある。

家の価値を調べる指標詳細
実勢価格不動産市場で実際に取引されている価格。
売主・買主の合意によって決まる価格なので、需要と供給がつり合う価格がわかる。
地価公示価格国土交通省が毎年3月に公表している。土地の取引価格の目安になる指標。
特殊な事情などが取り除かれた、自由取引において通常成立すると考えられる、1平方メートル当たりの価格が公開されている。
都道府県基準地価各都道府県が毎年9月に公表する、土地の基準価格。
全国2万地点の基準地が評価対象になり、地価公示価格と併用し、半年ごとに土地の価値を算定できる。
路線価土地の価格がおおむね同じと認められる一連の土地が面している。
路線(道路)ごとに評価した1平方メートル当たりの土地価格。
固定資産評価額総務大臣が定める固定資産税評価基準にもとづき、市区町村長が決定する資産評価額。
固定資産税を算出する基準になる。

これらの指標は、家の中でも主に「土地の価値」を調べるために使用する指標だ。このため、建物部分の価値については、後述する方法で調べる必要がある。

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家の価値を調べる方法

ここでは、家(建物)の価値を調べる方法を3つ解説する。3つの方法の特徴、メリット・デメリットを理解し、家を売るときの参考にしてほしい。

自分で家の価値を調べる

家の価値は自分で調べることもできる。時間はかかるが、納得のいくまで調査できるため、自分で家の価値を調べる方法を知っておくといいだろう。以下に、その方法を挙げていく。

周辺の家の売買価格を参考にする

周辺に類似する家が売りに出されていれば、その売買価格を参考にするのが最も確実な方法だ。まずは、不動産会社の公式サイトで売りに出されていないか、確認してみよう。

そこで売買されている価格を参考にすれば、実際の価格に近い価値がわかる。

また、国土交通省が運営している「土地総合情報システム」を活用するのも効果的だ。土地総合情報システムは、土地の実際の取引価格がわかるため、家の価値を判断する参考になる。

固定資産税評価額から計算する

固定資産税評価額は、毎年6月ごろに市区町村から発送される、「固定資産税の納税通知書」に記載されている評価額のことだ。

通知書には固定資産税評価額が、土地と家屋(建物)に分けて表記されている。

家屋の欄に記載されているのが、市区町村が決定した建物の評価額だ。固定資産税評価額は、「実勢価格(実際に取引されている価格)の7割程度」という特徴がある。

計算する場合は、建物の固定資産税評価額に「1.14285(114.285%)」をかけよう。

たとえば建物の固定資産税評価額が1,000万円なら、「1,000万円×1.14285(114.285%)」で、実勢価格は「1,142万8,500円」となる。

築年数から計算する

建物の築年数から、現在の価値を簡易的に計算することも可能だ。築年数から家の価値を計算するときは、以下を参考にしてほしい。

スクロールできます
築年数木造戸建てマンション
5年約82%約90%
10年約60%約80%
15年約40%約72%
20年約18%約62%
25年約10%約52%
30年約10%約43%
35年約10%約33%
出典:国土交通省「中古住宅流通、リフォーム市場の現状」を参考に作成

新築物件の場合は、購入価格に対して築年数に応じた利率をかけることで、家の価値を大まかに知ることができる。

ただし、これらはあくまでも概算なので、実際の家の価値を計算する場合は不動産会社や不動産鑑定士に依頼することをおすすめする。

不動産会社に依頼する

自分で家の価値を調べることに自信がない人は、不動産会社に依頼すると良い。不動産会社は査定のプロなので、より正確な査定額を知ることができる。

ちなみに、不動産会社の査定には「簡易査定」と「訪問査定」がある。

  • 簡易査定
    • 不動産サイトでユーザーが回答した築年数などのデータを参考に、家の価値を簡易的に査定する方法
  • 訪問査定
    • 不動産会社の担当者が査定対象となる家に直接訪問し、家の価値をより正確に査定する方法

簡易査定は不動産サイトで築年数などを入力するだけで、家の価値を簡単に知ることができる。

ただし、相場の中位〜上位の売買価格が提示されるケースが多いため、より正確な価値を知りたい場合は訪問査定を受けよう。

不動産会社の担当者による訪問査定は、より詳しい価値がわかるだけでなく、担当者から不動産売買に関するさまざまな情報を得られるというメリットがある。

ただし、担当者と日程を調整したり、実際に査定をしてもらったり、何かと時間のかかる方法だ。

そのため、まずは不動産サイトから複数の不動産会社から簡易査定を取り、気になった不動産会社に、訪問査定を依頼するというのが基本的な流れになる。

不動産鑑定士に依頼する

不動産鑑定士とは、国家資格を有した不動産査定の専門家だ。

本来は、国土交通省や都道府県が公表している地価公示価格や都道府県基準地価を査定する人材だが、個人が所有している不動産の査定も行っている。

不動産鑑定士の査定額は税務署や裁判所など、公的機関における証明としても効力を発揮するほど正確なものだ。

ただし、不動産鑑定士への依頼は相続関連で行うことが多く、依頼費用は20〜40万円とかなり高額になる。

基本的には不動産会社の訪問査定を受けて、家の価値を調べるようにしよう。

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家の価値が知りたい人には一括査定サイトがおすすめ!

家の価値を知る方法は、やはり不動産サイトで簡易査定を依頼し、その後訪問査定を受けるのが一般的だ。そこでおすすめしたいのが、「一括査定サイト」である。

一括査定サイトを利用すると、最大6社の不動産会社から簡易査定を取ることが可能だ。ここでは、おすすめの一括査定サイト3選を紹介するので、ぜひ利用してほしい。

リビンマッチ

リビンマッチは、リビン・テクノロジーズ(東証グロース上場)が運営する不動産一括査定サイトだ。

大手から地域密着型まで、幅広い不動産会社が登録しているため、家の価値を調べたいときはまずリビンマッチを利用してみよう。

リビンマッチの特徴は、スピーディな対応と親切・丁寧なサービスだ。不動産売買についてわからないことがあっても気軽に相談できるため、初めての不動産売買でも安心して利用できる。

査定依頼は最短45秒、画面の指示に従って情報を入力するだけで済むため、インターネットに慣れていない人でも利用しやすい。

不動産売買では複数の不動産会社から査定を取ることが大切なので、リビンマッチで最大6社の不動産会社から査定を取ろう。

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※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

HOME4U

HOME4Uは、NTTデータグループが運営している不動産一括査定サイトだ。累計65万件の査定実績があり、安心感を持って利用できる。HOME4Uは情報量の多さが大きな特徴だ。

HOME4Uでは不動産売買に関するさまざまな情報を発信しており、初めての不動産売買でも情報収集しながら査定を依頼できる。

「不動産を初めて売る」という人は、リビンマッチと併せて利用し、幅広い不動産会社から査定を取ろう。

また、HOME4Uはサイト設計がシンプルで使いやすい。インターネットを利用したい申し込みは苦手という人でも、簡単に不動産査定を行えるので、ぜひ利用してみてほしい。

イエウール

イエウールは、Speee(東証スタンダード上場)が運営している不動産一括査定サイトだ。

東京商工リサーチによれば、査定対応エリア数No.1となっており、地方における不動産売買にも強いのが特徴である。

また、イエウールの「査定シミュレーション機能」を利用すれば、売りたい家の価値をざっくりと把握できる。

シミュレーションした査定金額をもとに不動産会社と交渉できるので、「相場を把握した上で不動産会社と交渉したい」という人にもおすすめだ。

家の価値を知るには一括査定サイトの利用が一番早い

本記事では、家の価値を決める要素や、家の価値を調べるときに使用する指標、調べ方などを解説した。以下にその内容をまとめる。

家の価値を決める主な指標
  • 立地条件
  • 物件の種類
  • 床面積・間取り
  • 築年数
  • 建物の状態
  • 治安の良さ
  • 市場の変化
  • 法的要素
  • 周辺の不動産相場
家の価値を調べるための指標
  • 実勢価格
  • 地価公示価格
  • 都道府県基準地価
  • 路線価
  • 固定資産評価額
家の価値を調べる方法
  • 自分で家の価値を調べる
    • 周辺の家の売買価格を参考にする
    • 固定資産税評価額から計算する
    • 築年数から計算する
  • 不動産会社に依頼する
  • 不動産鑑定士に依頼する

家の価値を決める要素や指標を参考にしながら、自分なりに家の価値を調査するのは難しい。

やはり妥当なのは、不動産会社の簡易査定・訪問査定を利用して、家の価値を調べる方法だ。

この作業を効率よく進めるためにも、一括査定サイトを利用してほしい。

一括査定サイトを利用すれば最大6社から簡易査定を同時に取れるので、築年数などの簡易的な情報を入力し、さっそく家の価値を調べてみよう。

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