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「どんな不動産でも買取」は本当?怪しい?安全な買取業者を見極める方法を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 「どんな不動産でも買い取ります」の広告が信用できるのか知りたい
  • 安全な買取業者なのかを見極める方法が知りたい
  • 不動産買取業者を利用する際のリスクや注意点を知りたい

「どんな不動産でも買い取ります」、そんな文言を見かけたことはないだろうか?魅力的なうたい文句だが、本当にどんな不動産でも買い取ってくれるのか、怪しいと感じる人は多いだろう。

その一方で、「こんな不動産でも買い取ってくれるなら」と甘い言葉に乗ってしまいそうになる気持ちもある。

そんなとき注意して欲しいのは、「どんな不動産でも買取」をうたっている業者の中には、悪質な不動産会社や、詐欺行為を行なっている会社もあるということだ。

そこで本記事では、「どんな不動産でも買取」とうたっていても信用できる業者買取業者の特徴や、信頼性の高い会社を見極める方法などを解説する。

\5年連続不動産査定サイトNO.1

※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

目次

「どんな不動産でも買取」も買取業者なら信用できる

「どんな不動産でも買取」をうたっている業者の中でも、「不動産買取業者」なら信用できるケースが多い。まずは、不動産買取業者の特徴や、注意が必要な業者の特徴を紹介する。

不動産買取業者とは?

不動産買取業者とは、土地や建物などの不動産を、売主から直接買い取る不動産会社のことだ。

買い取った不動産にリフォーム・リノベーションなどを施し、新しい付加価値を持たせた上で不動産を売り出している。

不動産買取業者には不動産を正しく評価し、再生するノウハウがあるため、「どんな不動産でも買取」とうたっている業者の中でも信用できるケースが多い。

不動産買取にあたっては不動産売却を急かすのではなく、売主にとって有益な情報もくれながら、売主と不動産買取業者の双方にとって納得できる売買契約を提案してくれるのが大きな特徴だ。

不動産買取は仲介による売買に比べると売買価格が低く、「不動産会社に騙されているのでは?」と不安になることが多い。

だからこそ、不動産買取専門の業者のように、信用できる不動産会社を見つけて安心感のある中で売買契約を進めていくことが大切だ。

要注意!悪質な不動産会社の特徴

「どんな不動産でも買取」をうたっている不動産会社の中でも、不動産買取を専門に扱う業者なら信用できるケースが多い。

その一方で、不当に利益を得ようとする不動産会社があることも覚えておこう。そうした悪質な不動産会社の特徴は、以下のとおりだ。

  • ホームページの特徴
    • 何のホームページかよくわからない
    • おいしい話ばかりを掲載している
    • 売り物件がほとんどない
    • 掲載されている情報がかなり古い
    • 情報発信を積極的に行なっていない
  • 店舗・対応の特徴
    • 外からでは店舗内が見えにくい
    • 売却すること前提で話をすすめてくる
    • 質問に対する答えが曖昧で話の筋が通っていない
    • 売却のメリットだけを伝えてくる
    • 不動産売却と同時に別の不動産の購入をすすめてくる

こうした特徴に当てはまる場合は、悪質な不動産会社である可能性が高い。

悪質な不動産会社の多くは、巧みな手法を使って売主を騙し、利益をむさぼろうとするので、十分に注意してほしい。

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※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

買取業者なら「どんな不動産でも買取」できる理由

信用できる不動産買取業者であっても、「どんな不動産でも買取」は信じられないという人もいるだろう。そこでここでは、「どんな不動産でも買取」できる理由を2つ紹介する。

独自の販売ルートで不動産を売れる

「どんな不動産でも買取」をうたっている不動産買取業者は、独自の販売ルートを持っている。

買取業者にとって最も大切なことは、「買い取った不動産が売れるかどうか」だ。せっかく買い取った不動産も売れなければ利益にはならず、負債を抱えるだけになる。

そのため、「どんな不動産でも買取」をうたっている不動産会社は決して多くない。

そのような中で、「どんな不動産でも買取」をうたっている不動産買取業者は、独自の販売ルートを持っており、買い取った不動産を利益にかえることができるのだ。

もちろん、本当にどんな不動産でも買い取っている不動産買取業者は稀だが、独自の販売ルートがあることで、大抵の不動産を買い取れる環境が整っているといえる。

不動産の評価・再生ノウハウを持っている

「どんな不動産でも買取」をうたっている不動産買取業者は、そうでない不動産会社に比べて、不動産の評価・再生ノウハウを持っている。

たとえば、一般的な不動産会社なら「買い取っても売れない」とさじを投げるような不動産であっても、「どんな不動産でも買取」をうたっている不動産買取業者なら別の切り口で不動産を評価できる。

これにより、一般的な不動産会社では気づかない不動産の価値を発見するケースが多い。加えて、買い取った不動産を再生し、新しい付加価値を生み出すノウハウも持っている。

こうした理由から、「どんな不動産でも買取」をうたっている不動産買取業者が存在するのだ。

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※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

買取業者の信頼性を見極める方法

次に、買取業者の信頼性はどのような観点から見極めるべきか、その方法を解説する。

1. 査定価格の高さ

信頼性の高い不動産買取業者は、他の業者よりも高い不動産価格を提示してくれることが多い。また、査定価格の高い業者を選ぶことは、売主においても大きなメリットだ。

ただし、悪質な不動産会社で通常よりも高い査定価格を提示してくるケースもあるので、まずは不動産の市場価値を知ることが大切だ。

2. 買取実績の豊富さ

買取実績が豊富な不動産買取業者は、特定の分野・地域において良質なサービスを提供している可能性が高い。まずはホームページを閲覧し、不動産買取業者の買取実績をチェックしてみよう。

3. 対応の素早さ

担当者の対応が早い不動産買取業者は、信頼できる可能性が高い。ここでいう「対応」とは、業者側の都合だけで動くのではなく、売主側の要望に対してもスピーディに対応してくれるかどうかだ。

4. 価格交渉への対応

提示された査定価格に対して価格交渉をしたときに、受け入れてくれる不動産買取業者は信頼できる可能性が高い。

価格交渉に応じない、または突っぱねるような態度をする買取業者には注意しよう。

5. 口コミの多さ/良さ

不動産買取業者を利用した人の口コミの多さや、良い口コミの数にも注目しよう。また、ホームページで確認できる口コミだけでなく、口コミサイトやGoogleで確認できる口コミもしっかりとチェックしてほしい。

5. 免許の更新回数

宅地建物取引業免許は5年に1度更新する必要がある。一般的には「国土交通大臣免許(●)○○号」と表記され、●の部分に更新回数が記載されている。

更新回数が多いほど歴史の長い不動産買取業者であり、信頼できる可能性が高い。

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※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

買取業者で不動産買取を進める時の注意点

不動産買取業者で不動産買取を進めるにあたって注意点がある。とりわけ、不動産の売却額には注意してほしい。ここでは、3つの注意点について詳しく解説する。

売却額は市場価格の2〜3割減になる

不動産買取業者に不動産買取を依頼する場合、不動産の買取価格は市場価格の2〜3割減になるケースが多い。

そもそも、不動産買取とは仲介売買を行わずに、買取業者に不動産を直接買い取ってもらう売却方法だ。

不動産買取は仲介売買に比べると、以下の理由から不動産の買取価格が下がってしまう。

買取価格が下がる理由
  • 不動産買取業者が買取後に不動産を再販するため
  • 不動産買取業者の利益が差し引かれるため
  • 売主の契約不適合責任が免責されるため

たとえば、市場価格が5,000万円の不動産なら3,500〜4,000万円、3,000万円の不動産なら2,100〜2,400万円の買取価格を提示されることが多い。

したがって、「不動産をできる限り高く売りたい」という人には、不動産買取は向いていない。

買取価格が下がる理由について、詳しくは「なぜ不動産の買取価格は安いの?安くても不動産買取がおすすめなケースも解説」で紹介しているので、本記事と合わせて参考にしてほしい。

買取対応している不動産会社は限られる

不動産買取は、すべての不動産会社が対応しているわけではない。「どんな不動産でも買取」をうたっている不動産買取業者となると、さらに少ない。

不動産を買い取り、これを再生・再販するということは、事業規模がある程度大きい不動産会社でないと行えない対応だ。

また、大手の不動産会社だから不動産買取に対応しているとは限らない。

こうした中で、不動産を売りたい人は複数の不動産買取業者から査定を取り、正しい市場価値を知った上で、「どの買取業者に売るか?」を判断しなければいけない。

最低3社以上から査定を取る必要がある

不動産買取業者に不動産を売る場合は、最低でも3社以上から査定を取る必要がある。

その理由は、査定を取る買取業者が少ないと不動産の正しい市場価値がわからず、相場よりも安く売ってしまうリスクがあるためだ。

査定を取る買取業者に決まりはないが、最低でも3社以上から査定を取るのが妥当だ。1社・2社から査定を取るだけでは、正しい市場価値を判断しづらい。

手間はかかるが、買取業者に不動産を売るなら最低3社以上から査定を取ることをおすすめする。

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※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

「どんな不動産でも買取できる」買取業者は一括査定サイトから探してみよう

前述のように、不動産買取では不動産の買取価格が市場価格よりも安くなる。

そんな中で、買取価格を少しでも上げるためには、3社以上の不動産買取業者から査定を取ることが大切だ。

そこで利用して欲しいのが、「一括査定サイト」である。一括査定サイトなら最大で6社の買取業者から査定を一括で取れるため、査定にかかる時間を大幅に短縮できる。

以下に、おすすめの一括査定サイトを3つ紹介するので、ぜひ利用してほしい。

おすすめの一括査定サイト1|リビンマッチ

リビンマッチは、リビン・テクノロジーズ(東証グロース上場)が運営する不動産一括査定サイトだ。

加盟している事業所は厳しい審査を通過した優良の不動産会社のみなので、悪質な不動産会社につかまる心配が少ない。

サービス面ではスピーディな対応や、わからないことでも相談に乗ってくれるなど、親切・丁寧なサービスが特徴的だ。

地域密着型の不動産会社も多いため、不動産のある地域に特化した情報や対応力にも定評がある。

また、プライバシーマークを取得しているため、サイトを安心して利用できるのも大きなメリットだろう。

「不動産買取業者に不動産を買い取って欲しい」と思ったら、まずはリビンマッチを利用して最大6社から査定を取ってみよう。

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※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

おすすめの一括査定サイト2|HOME4U

HOME4Uは、加盟している不動産事業所が2,500以上ある、国内最大級の一括査定サイトだ。

また、NTTデータグループが運営しており、累計65万件の査定実績がある。安心感を持って利用できる一括査定サイトだ。

HOME4Uの大きな特徴は「情報量の多さ」にある。公式サイトでは不動産売買に関するさまざまな情報を発信しており、売主・買主に役立つコンテンツも多い。

そのため、まずはじっくり情報収集しながら、状況や不動産に応じて売却方法を検討したい人におすすめだ。

また、HOME4Uの公式サイトは設計がシンプルで使いやすい。「インターネットを利用した申し込みは苦手」という人でも簡単に申し込めるので、ぜひ利用してほしい。

おすすめの一括査定サイト3|イエウール

イエウールは、加盟している不動産事業所が2,600以上ある、国内最大級の一括査定サイトだ。

東京商工リサーチの調査において、査定対応エリア数No.1となっており、エリアカバー率が高い一括査定サイトとなっている。

登録している不動産会社はすべてイエウールの審査を受けており、悪質な不動産会社の排除に力を入れているのも特徴だ。

また、ざっくりではあるが不動産価格を把握できる「査定シミュレーション機能」がある。

査定前に不動産価格の相場を知りたい人におすすめだ。公式サイトでは不動産売却に役立つ情報も発信しているので、ぜひチェックしてほしい。

「どんな不動産でも買取」とうたっている不動産会社なら買取業者を選ぼう

本記事では、「どんな不動産でも買取」とうたっていても信用できる会社の特徴や、信頼性の高い会社を見極める方法などを解説した。

買取業者の中には優良業者もあるが、悪質な買取業者もあるので注意してほしい。

悪質な買取業者につかまらずに不動産買取で売るなら、一括査定サイトを利用するのがおすすめだ。

一括査定サイトなら最大6社から同時に査定を受け取れる上に、悪質な買取業者の排除に力を入れている。

優良業者か悪質な買取業者かを細かく見分ける必要がなく、不動産買取を効率よく進められるので、買取業者に不動産を売りたい人は一括査定サイトを利用しよう。

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※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

不動産買取業者に関するよくある質問

悪質な買取業者の見分け方は?

悪質な買取業者は、こちらの要望をしっかりと聞くことなく、不動産を売ること前提に話を進めてくるのが大きな特徴だ。

また、不動産売却のメリットばかりを説明し、デメリットを伝えてこない業者にも注意しよう。

逆に、優良な買取業者は物腰が柔らかで、こちらの要望をしっかりと聞いた上で最適な提案をしてくれる。

売れにくい不動産にはどんな特徴がある?

売れにくい不動産は築年数が古い、築年数に対して劣化が進んでいる、駅から遠い、嫌悪施設が近くにある、間取りが特殊などの特徴がある。

こうした特徴に当てはまる不動産は売れにくく、仲介売買では買主が見つからない可能性が高い。相場よりも安いが、買取業者なら買い取ってくれる可能性がある。

なかなか売れない物件は放置してもいい?

なかなか売れない物件は放置せず、早い段階で売却するのが良い。物件を放置していると固定資産税がかかりつづけ、管理費用もかかる。

さらに、老朽化が進むとより売れにくい物件になってしまうので、「どんな不動産でも買取」をうたっている買取業者に売るのがおすすめだ。

どうしても売れない物件はどうすればいい?

どうしても売れない物件は、売り出し価格の調整や不動産会社の見直し、リフォーム、更地化などを検討してみよう。

これらの方法が最適でない場合は、「どんな不動産でも買取」をうたっている買取業者に売ることをおすすめする。

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※2024年9月20日-24日 「サイト評価に関する調査」より

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